さあ、いよいよ明日、沖縄県勢大注目のプロ野球ドラフト会議が行われます。こちらをご覧ください。今年のドラフトで、名前が上がっている期待の県勢選手は8人です。
この中で全国でも注目を集めるのは、複数球団から上位指名が確実視されている、東浜巨投手。話を聞いてきました。
先週金曜日、ドラフト直前の東浜巨投手の大学の寮を尋ねました。
東浜「年に2回くらい部屋替えがあるんですけど。(Q.ここは3年生から?)自分は3年生からこの部屋です。(Q.ここが東浜君の4年間過ごした寮だった?)はいそうですよね」
1年生から4年生が一緒に住む4人部屋。ドラフトを前に話を聞きました。
東浜「自分が実際に選ばれる立場になってきて、ここまでやってきたことは間違いじゃないという思いもあるし、それが逆に自身にもなったので、やっぱりプロに行きたいという思いはこの4年間で強くなりましたね。(Q.ドラフトを目前にしてさらにその思いは強くなりましたか?)そうですね。だんだん現実味を帯びてきて、やっと実感が沸いてきたという状況です」
亜細亜大学東浜巨、戦国東都と呼ばれる実力ナンバーワンの大学リーグにあって、1年生からエースとして活躍、チームを3季連続優勝に導く立役者。これまで数々の記録を塗り替てきた東浜は、現在行われている秋季リーグでは、亜細亜大最多の35勝の記録に並び、通算奪三振は、きょうの試合で420奪三振とリーグ歴代最多記録を塗り替えた!
しかし、そんな東浜だが、今年春の開幕前には右ひじの痛みに苦しみました。
東浜「そうですねもう、本当に痛い時は箸を握っただけで痛みが走るくらいひどかった時もあったので。挫折はしょっちゅうですね。でも、心が折れることはないですね」
(Q.何か特別支えてくれる物や言葉みたいなものはあった?)東浜「そうですね。両親からいつも定期的に僕に手紙が届くんですけど、その中にいつも書かれているのは“ありがとうの感謝の気持ちとおかげさまでの謙虚の気持ちを忘れずに過ごしていきなさい”というのは毎回書かれるので、その言葉だけはずっと頭に残っていますね」
(Q.東浜君の意中の球団というのは?)東浜「僕の中ではないですね。誘って下さるところがあれば、どこでもいきます」
(Q.是非沖縄でキャンプを張っているチームに入って欲しいというのが沖縄のファンの思いですが、それはどうでしょう?)東浜「そうですね。そうなればなお嬉しいです。はい」
きょうの試合、亜細亜は、負けてしまったんですが、東浜投手は、13奪三振でリーグ記録を塗り替えました。明日が楽しみです。