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ローコストキャリア、略してLCCと呼ばれる格安航空会社の専用ターミナル完成のニュースを17日にお伝えしましたが、18日は県内で3社目の就航となるLCCのピーチ・アビエーションが那覇-関西間で運行をスタートさせました。

午後3時30分すぎ、鮮やかなピンク色で社名がペイントされたピーチ・アビエーションが沖縄に初上陸。ピーチは全日空が出資する日本では初のLCCで、名前の由来は長寿・繁栄などアジアで縁起の良い果物とされる「桃・ピーチ」からきています。

アジアでの運行に力を入れるピーチは、今後、那覇空港を関西に次ぐ第2の拠点空港とする予定です。

井上慎一代表取締役は「会社のビジョンとして、日本とアジアの架け橋になる。アジアしか飛びませんので、アジアは非常に重要で、かつ沖縄はそれを満たす基地になると考えています」と話します。

魅力の1つは価格の安さ。那覇-関西間の通常価格は4590円から1万4790円です。て魅力がどんどん生まれていくと思います」と話しました。

安さと安全の中ににユーモアを取り入れていることがピーチの特徴。実は機内アナウンスも地元の方言が使われることがあるんです。客室乗務員は「次もピーチのフライトで皆様の登場をお待ちしております、ほんまおおきに」と話します。

今後は、沖縄の方言でもアナウンスもする予定があるということです。那覇-関西間を2往復するピーチですが、2013年度中には国内線を増便、さらに那覇からアジアへの国際線の就航を計画しています。