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昨日からお伝えしている小学生対抗30人31脚。2校目のきょうは那覇市立大名小学校の子どもたちです。大名小学校の児童数は280人。そして6年生はわずか1学級の36人。クラスの仲間全員と先生の名前が入ったこのTシャツはみんなのお気に入りです。

さて教室にお邪魔すると黒板にはなにやら厳しい文字が・・・。

比嘉望先生「先週金曜日にでっかい爆弾をおとしたんですけど、その時なにが足りなかったのかとか、なにを先生は言ってたと思う?とか、これから頑張りたいこととか、こういうことに気をつけていきたいという話をして、出てきたものです。(Q:30人31脚を通して学んでほしいことは?)感じ取ってほしいのは、当たり前のようにいる友達がすごく大切なんだと感じて欲しいって思いますけど」

とにかく熱くて優しく、そして厳しい比嘉望先生ですが、みんなは怒られたってこの通り、元気いっぱいです。

特に一番の元気印はチームキャプテンの翁長由利くん。こんなやんちゃな由利くんですが、ひとたびマイクを向けると・・・。

キャプテン・翁長由利くん「(Q:知念先生のどこが好き?)みんなを笑わせたり、みんなに笑顔をもたらすこと。(Q:大会で優勝できる?)勝てるか知らんけど、楽しみたい」

小さな声で、勝ち負けではないと答えた由利くん。どうやら比嘉先生の心は子どもたちに届いているようです。

クラスの合言葉は「キープ・ア・スマイル」、そしてクラスのイメージキャラクターはこのイラスト。みんなで話し合って決めた、大切な言葉とイラストです。

夏休み明け、初めての練習。みんな気合いが入っています。

今までは全員が揃ったことがなく、きょう初めてみんなでつなぐ足。ちょっと緊張気味です。

比嘉先生「少し前寄って。これは足開きすぎ。こっち寄りなさい、寄って寄って。こんなに足開いたら走れないよ、考えて」

あれれ、久しぶりだからか、気持ちは高ぶっているのに、うまくタイミングがあいません。

「大丈夫か?」「だいじょうぶか?」

「めざせ!10秒台!がんばるぞ!!おー!!」

比嘉先生「すごーい!しかも12秒!」

大会まであとわずかのきょう、初めて最後まで走りきった大名小学校の子どもたち。みんなで挑戦!キープ・ア・スマイルで大会に臨みます。

「めざせ!10秒台!がんばるぞ!おー!!ウキッ!!」

記録がどこまで伸びるか期待したいです。あすは読谷村立古堅南小学校を紹介します。