※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

アメリカ軍の都市型訓練施設は今も実弾による訓練が続けられ、そこに新たな射撃場計画も浮上。抗議行動を続ける多くの住民らが怒りの声を上げました。

金武町伊芸区の至近距離に建設された都市型戦闘訓練施設に対し、2004年5月から1年4ヵ月にわたり毎日抗議行動を続け、訓練場の移設を日米政府に決めさせた住民達。

しかしアメリカ陸軍は、新たにこの近くに射撃場を造る計画を8月に政府に伝えました。

抗議行動に参加した住民の一人は「県民は本当に基地の一日も早い撤去を望み、言い続けてきているのにますます強化されていく」と訴えていました。

8月に、沖縄防衛局(当時は那覇防衛施設局)は「射撃方向は北西。左右と後方は壁に覆われていて、銃口が民間地域に向く可能性は全くない」と、安全性を強調しましたが、この一帯では多くの射撃場が、山側を向いていながら度々、民間地に流れ弾が飛び、人身事故も起きています。

新たな射撃場の建設に、自衛隊との共同訓練も予定されていて、増加する基地負担に住民の不安は強まる一方です。