県内の元気なお年寄りを紹介する命薬のコーナー。きょうは県最南端の島、波照間島に暮らすご長寿が登場です。
きょうは波照間島の浦仲浩さん(89歳)!島で2番目のご長寿です。
浦仲浩さん「自分で蒔いて育てる。サトウキビだったから植えつけて、発芽して、芽が出てくる。これが日、一日一日と伸びてくる。これが見て一番楽しみ。やっぱり自然に愛情がわいてくるよ」
そんな浩さんのために夕食の準備をするのは妻の孝子さん。立派なパパイヤに、近くの海で獲れたサワラなど、みんなご近所の人からのおすそわけ!
浦仲孝子さん「はい、ごはん出来ました」
愛情たっぷり、波照間の味が食卓に並びました。
孝子さん「『どんな料理を作ったら、こんなにおじいが長生きするか』とよく聞かれるよ。人の食べるもの食べさせているだけって笑って言うけど」
孝子さんの料理は浩さんの命薬なんですね。浩さん、お味はいかがですか!・・・て、あれ~?
孝子さん「わー!またそんなにたくさん飲む!」
波照間の幻の酒「泡波」で毎晩晩酌。せっかくのお料理冷めてしまいますよ~!
浩さん「いつも叱りを受けてるけど、これやるのが好きだよ。これだけでもして、夕方楽しみがないと、何の生きがいがあるか!」
ご飯を食べてもらわなきゃ取材がすすみませ~ん。カメラマンも思わず・・・
カメラマン「おじいが食べているの撮りたいから、パパイヤとか、魚とか、食べてもらっていいですか?」浩さん「もう食べとる、はい!たまには慰めの言葉もやってくれたらいいのに、文句ばっかりいうからもう、気が気でならんさ、もう!」
ほろ酔いの浩さんにこんなこと聞いちゃいました。
孝子さん「(Q:孝子おばあの一番すきなところはどこですか?)えぇ、僕に聞いているわけ?・・・驚くほど、親切に見てくれている。これだけはありがたいと思っているよ」
孝子さん「こんなこと放送するなよ!まったくもう!」
照れながらもとっても仲良しなご夫婦。これも命薬ですね。お二人ともいつまでもお元気で!
幻の酒ともいわれる「泡波」で毎晩晩酌とは贅沢な感じ。うらやましいです!仲良しのお二人についつい笑顔になっちゃいました。