今週シリーズでお伝えしているクラス対抗30人31脚。きょうは、沖縄市立美里小学校です。クラスの中を深めようと出場を決めた6年生全クラス。スーパー女子キャプテンのパワーをご覧ください。
沖縄市立美里小学校は、創立125年と歴史ある学校。この大きなガジュマルの木がその歴史を物語るようにどっしりと構えています。
6年3組 先生「やろうな〜走ろうな」
今回挑戦するのは6年生の4クラス132人。5月から練習を重ね、お互いのクラスを刺激し、励ましあいながら取り組んでいます。テーマは、「全員完走を目指して」
キャプテン「2組の応援をしてあげれ。」「6年4組キャプテンの励ましの声どんまい今度完走してタイム縮めよう!」
暑さに負けずどのクラスもみんな気合がはいっていますね〜。もうちょいもうちょい。
キャプテン「こんなにちひろが言っても分からんわけお前たち? 女子でよ女子! 動け!」
厳しい表情でみんなに激を飛ばしているのは、6年1組のキャプテン平良ちひろさん。今大会に出場をしたいとみんなに呼びかけた1人です。練習時間やその日のメニューなど全てキャプテンが取りまとめているのです。
キャプテン「自分が6年1組になったときに、男女の仲が悪くてから去年のクラスみたいに、仲のいいクラスにしたいと思ったから」
みんなで肩を組んで一つの目標に向かって走る30人31脚。これで、心を一つにしたいと始めたのですが・・・ キャプテンの厳しい言葉に納得のいかない子どもたちも出てきてしまったのです。
キャプテン「キャプテンの気持ちとみんなの 気持ちにちょっと違いがあったりしてそれで、ついてこないというのがあったんですけど、」
この一冊のノートは先生とキャプテンとの交換ノートです。キャプテンの気持ちやみんなの様子がぎっしりと記録されています。そこには、彼女の複雑な思いがつづられていました。
キャプテン「みんなが嫌っておもったまま、練習を続けたくありません、みんなはいやなんじゃないかって思ったりします。」
先生「それぞれの悪いところだけじゃなくいい所もあるでしょ。ここをアドバイスしてあげようと、」
先生の助言どおり、一人一人のいい所を書き出しほめてあげることで、クラスの雰囲気も変わってきたのです。大会間近に迫ったこの日、こうしてビデオをみながら 皆の気持ちを高めていました。どのクラスも、互いにいい所を見つけ励ましあってきた美里小6年生。一つの目標に向かって挑みます。
完走めざして はい オッパッピー
あすは、去年の覇者浦添市立浦城小学校を紹介します。