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アメリカ軍の新型輸送機オスプレイをめぐって森本防衛大臣は11日の仲井真知事に続き、12日は山口県岩国市の福田市長と会談しました。

大臣は、来月初旬に予定している普天間基地での本格運用について「遅れる」との見通しを示しました。

森本防衛大臣は岩国市長との会談の中で「まったく私個人の推定ですが、たぶん(運用は)10月のどっかになるんですが、たぶん初旬にはなりそうにない。どう考えても日程的に」と話し、沖縄への配備・本格的運用は遅れる見通しを明らかにしました。

森本大臣はさらに、飛行の安全性に関する日米協議が再来週までに合意する見通しを示し、岩国基地での体験搭乗を含めた試験飛行に2週間程度かかると説明。このため、普天間基地での本格運用は10月中旬以降にずれ込む見通しです。

これに対し岩国市の福田市長は、市民の不安が消えるまで飛行はしないよう改めて求めました。