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厳しい状況が続く県内の高校生の就職環境を改善しようと、高校の校長らが那覇商工会議所を訪れ、採用枠の拡大などを要請しました。
12日に那覇商工会議所を訪れたのは、県高等学校校長協会やハローワーク那覇のメンバーです。
一行は、高校生の就職希望者に対する企業の求人数が絶対的に不足しているとして、採用枠の拡大のほか、生徒が早めに行動できるよう求人票や合否の通知を早めに出してほしいと要請しました。
県高等学校校長協会の真栄田義功副会長は「基本的な子どもたちの希望する職種がどれだけあるかということ、数だけの問題じゃなく。県内の場合には求人票が出遅れがちなので、なかなか希望する職種が見つからないというのも現実問題」と話しました。
要請を受けて、那覇商工会議所の比嘉栄仁副会頭は「雇用の重要性は認識している。会員企業に周知したい」と話していました。