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6月にアメリカ・フロリダ州で起きたオスプレイ墜落事故について、森本防衛大臣は11日、仲井真知事に対し、墜落原因は操縦士の人為的ミスだったと説明しました。

県庁を訪れた森本防衛大臣は、6月のフロリダ州でのオスプレイ墜落事故のアメリカ側の調査結果を日本政府として独自に精査した結果を説明しました。

日本政府による報告書はアメリカ側の調査結果を追認する形で、後続機が前を飛ぶオスプレイの乱気流に巻き込まれことが原因で、操縦士の人為的ミスであり、機体に不具合はなかったと述べました。

これに対して仲井真知事は、機体に不具合がないから安全だということにはならないとして「こういう、よく落ちるという印象の強い航空機を本当に運用するには、周りに何もないような所に持って行かないとどうにもならないと思いますよ」と述べました。

また仲井真知事は県民大会での県民の怒りや総領事の歴史認識、ノースカロライナでのオスプレイの緊急着陸などについてあげ、大臣に配備は厳しい状況だと伝えました。