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新聞やラジオなどのマスメディアを通じ、戦前・戦後の沖縄文化の振興に尽力した川平朝申さんを紹介する企画展が那覇市で開催されています。
企画展では、川平さんが芸能に造詣の深い家庭で育ったことや台湾で新聞社や放送局に勤務した際、沖縄出身者の本土出身者に対するコンプレックスを払拭しようと、琉球古典音楽を流すなど、沖縄文化の普及に努めたことが紹介。
また戦後は沖縄に戻り、沖縄民政府文化部芸術課長として、劇団の発足や劇場の設立に尽力したり、ラジオ放送の設置を軍政府に要請し、スタッフの養成や施設の整備を行うなど、戦前・戦後一貫して、マスメディアなどを通じて沖縄の文化復興に努めた川平さんの生涯が紹介されています。
企画展は10月31日まで、那覇市歴史博物館で開催されています。