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さとうきびなどから作られるバイオエタノール混合ガソリンの普及を促進しようと、バイオ燃料について考えるセミナーが5日に開催されました。
バイオエタノール混合ガソリン、通称「E3ガソリン」はさとうきびなど、植物由来の原料から作られたバイオエタノールを混合したガソリンで、二酸化炭素の排出を少なくできるとして、環境省が導入を進めています。
セミナーで東京大学大学院の小宮山涼一助教は、原発事故以降、火力発電の急増に伴い、電力会社の二酸化炭素排出量が増加していると指摘。2011年度は前の年に比べて18%増加、過去最大の4.3億トンに達していると述べ「生産コストや食物原料との競合などに配慮した上でのバイオエタノールの生産拡大が重要」と話していました。