三上キャスターは「今朝の7時15分です。ヘリパットを建設するための作業員が今到着しました。(早朝からやってきました)やめてくれといっている住民達を押しのけて、今、中に入ろうとしています」とリポートしました。
工事に反対する人は「いつ来るんですか?何機来るんですか?どんな訓練をするんですか?夜も飛ぶんですか?低空飛行はするんですか?そういう説明が必要でしょう?」と訴えます。
オスプレイの配備を目前に、東村高江のヘリパッドの工事は今、連日早朝に作業員を送り込む状況が続いています。防衛局は6日朝、7人の作業員を現場に入れ建設作業を進めました。
先週から防衛局は連日朝7時過ぎに現れ、顔を覆った作業員らを北部訓練場内の建設予定地に送り込んでいます。作業員は、道の脇からガードレールを越えて手ぶらで入っていくため、住民らはヘリパッド建設に必要な資材はすでに運び込まれている可能性があると危惧しています。
アメリカ軍の環境レビューによりますと、現在重点的に建設が進められているLZ17では、年間1000回以上オスプレイが発着すると書かれています。
しかし、未だに防衛局は住民に説明をしておらず、作業を強行する姿勢に反発が強まっています。
住民は「6日は7名入りました。防衛局はガードレールから飛び込みなさいという体制で来る。そしたら作業員はそこから基地内に飛び込まないと仕方がないという状況で、作業員もかわいそうだと思います」と話します。別の住民は「朝一から声を上げて。まだ目も覚めてないのに、もう一日の生活が嫌な気持ちでスタートしたような感じ。それがもう最近ずーっと続いている」と話しました。
9日に開かれるオスプレイ配備に反対する県民大会が終わると沖縄への配備に向けた動きが加速すると見られており、高江区では緊張がたかまっています。