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名護市辺野古沖のジュゴンの保護を求めてアメリカで訴訟を起こしている市民団体が来週の裁判を前に意欲を語りました。
ジュゴンアセス監視団の東恩納琢磨代表らは名護市辺野古に建設される新しい海上基地はその海域に住む天然記念物のジュゴンに著しい影響を与えるとして2003年の9月、国防省と当時のラムズフェルド国防長官を相手にアメリカで裁判を起こしました。
東恩納さんらはアメリカの国家歴史遺産保護法は辺野古の基地建設でも適用され、政府はジュゴンの具体的な保護策を示す必要があると訴えています。アメリカ政府は先月、『日本政府が環境アセスをきちんと進めているため当事者ではない』と主張していて、裁判所の判断が注目されます。裁判は、現地の17日にサンフランシスコ地裁で結審する予定です。