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知事との会談を前に森本防衛大臣は29日、宜野湾市の佐喜真市長を訪ね、防衛省がまとめた報告書の内容を説明しました。
森本防衛大臣は墜落の原因は人的要因が大きく、機体自体が原因とは認められないとする報告書の内容を説明し「フロリダで起きたもう1つの事故とトータルで考え、今後、安全性の確保を見直したい」と話しました。
これに対し佐喜真市長はオスプレイが2度も墜落事故を起こした現実は変わらないと述べ、配備計画の阻止を強く求めました。
佐喜真市長は「パイロットの質の問題なのか、機体の問題なのか、さておいて、普天間に町のど真ん中に来る。配備ありきの説明を受けた段階では、これからも反対せざるを得ない」とはっきりと配備反対の意を示しました。
また、森本防衛大臣はオスプレイの配備時期については「一切決めていないしアメリカ側との約束もしていない」と明言を避けました。