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大津市で中学生が自殺するなど「いじめ」が問題になっています。県内でもその現状と課題を話合う協議会が那覇市で開かれました。

この協議会は、県警と県教育庁が連携して開いた初めての取組みで、少年課に所属する警察官や県教育庁の担当者などおよそ20人が参加しました。

協議会では研修などで教師のスキルアップを図り、いじめを早期に発見し対応することやいじめの被害者と歳が近い大学生を相談員として派遣することなどが確認されました。

県によりますと、2011年度のいじめの認知件数は44件と、2010年度に比べ4件減少していますが、ネット上での誹謗中傷や無視などの認知しにくいいじめの潜在化が懸念されているということです。

県警では、いじめなどの問題で悩みがある場合は迷わず相談してほしいと呼びかけています。