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15日午後、尖閣諸島の沖に香港の活動家を乗せた船が侵入しました。海上保安庁が領海の外に出るよう呼びかけましたが、活動家らは午後5時半頃、魚釣島に上陸しました。

海上保安庁によりますと、15日午後2時20分過ぎ、香港の活動家を乗せた「啓豊二号」が尖閣諸島・魚釣島の西およそ44キロの日本の接続水域に侵入。警戒をしていた海保の巡視船は領海内に入らないよう船に警告していましたが、午後3時50分すぎに領海内に侵入しました。

船に掲げられた横断幕には「わずかな土地でも失うことはできない。いなかる民族も侮辱するな」と描かれているということです。

また、海上保安庁は午後5時半ごろ、活動家らが魚釣島に上陸したと発表しました。午後5時54分、上陸した7人のうち5人が出入国管理および難民認定法違反で県警によって現行犯逮捕されました。午後10時現在、あわせて9人が逮捕されています。