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高校アスリートが熱戦を展開しているかがやき総体。団体戦では優勝を逃した浦添工業レスリング部ですが、5日の個人戦は4階級でメダルを手にしました。

4階級が準決勝進出を果たし、沖縄旋風を巻き起こした個人戦。中でも決勝に進んだ与那覇と屋比久は、県勢初の2階級制覇をめざしました。

まずは66キロ級の屋比久、1対1でむかえた最終第3ピリオド。さきに1ポイントを奪われますが、終盤、脅威のねばりを見せます。このプレーで相手の尻が付き2ポイントを追加、逆転かと思われました。しかしこの判定が審議入り。結局、判定が覆りおしくも初優勝はなりませんでした。

その屋比久の雪辱を果たしたのが、84キロ級の与那覇。第2ピリオドは見事なローリングで圧巻のテクニカルフォール勝ち。

個人2連覇達成、大会最優秀選手にも選ばれた与那覇は、「屋比久先生の言葉があれば自分の力が200%出せてるんじゃないかなと思います」と恩師屋比久保監督へ感謝の言葉を述べていました。