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国の有形文化財として。県内から石垣市と北大東村の建造物3件が新たに登録されました。

新たに国の有形文化財に登録された八重山民俗園・旧牧志家住宅主屋は1923年に建築され、今から27年前に現在の場所に移築・復元されました。

木造平屋建てで、屋根は赤瓦葺きの寄棟造り。主屋の梁にはモッコクやフクギなど上質の県産木材が使用されていて、当時の建物としてはその規模の大きさと豪華さで目を引いたといわれています。

また、隣接する旧森田家住宅主屋も有形文化財の指定を受けました。こちらは部屋の外側を取り巻くように縁側と雨端が設けられているのが大きな特徴です。

この他にも戦前、燐鉱採掘事業に当たっていた人達の娯楽施設として使われていた北大東村の弐六荘も新たに指定を受け、これで県内の登録有形文化財は60件となりました。