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29日開かれる教科書検定の撤回を求める県民大会でメッセージを発表する高校生2人が決まり、大会に向けての思いを語りました。県民大会で意見を発表するのは読谷高校3年の津嘉山拡大さんと照屋奈津美さんの2人です。
津嘉山さんは、「教科書問題が変わるって聞いてそれはないと、本当に言いたいことがあったので是非やらせて下さい」と手をあげましたと語りました。また照屋さんは「実際の高校生の声って言うのは聞こえていないんじゃないかと思っています。高校生の言葉で言わせてもらえれば(削除することは)ありえないでしょっていう感じです」と意見発表への決意を述べました。
2人は毎年、慰霊の日に行っている、生徒が中心となって平和を考える舞台発表を通して沖縄戦の実相を学び、戦争体験を聞いたり、地元読谷村の住民が集団自決をしたチビチリガマを訪ねて平和の大切さを学んできました。大会で2人は高校生の視点で思いや意見を訴えることにしています。