※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
新石垣空港の建設予定地内に生息する絶滅危惧種のリュウキュウユビナガコウモリを保護するため、市民団体が10月1日、県に工事の中止と調査の実施を求めました。
八重山・白保の海を守る会のメンバーは、2007年6月に新石垣空港建設予定地内の洞窟の入り口から、絶滅危惧種のメスのリュウキュウユビナガコウモリが確認されたことから、洞窟内で繁殖や哺育が行われている可能性が高いと主張。県に工事を中断と学術者との合同調査を行うよう要請しました。
県のこれまでの調査ではこのコウモリの姿は確認されておらず、要請に対し県は市民団体が求める合同調査の実施について、10月中に回答したいと答えています。
八重山・白保の海を守る会の生島融事務局長は要請後の記者会見で「(発見された場所は)リュウキュウユビナガコウモリの石垣島唯一の出産・ほ育の洞窟ということになる」と訴えていました。