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10月1日から沖縄本島地域のタクシー運賃が値上げされました。値上げは12年ぶりです。

今回の値上げは燃料費の高騰や乗務員の待遇改善に伴うもので、1日の早朝、西原町の沖東交通ではすべてのタクシーの料金メーターを取替え、初乗り料金500円を表示したシールが貼り付けらました。

乗務員の一人は「お客さんが増えて理解していただいて、乗務員の生活も改善されると期待している」と話していました。

値上げは小型の初乗り料金が450円から500円と50円の値上げで、初乗り以降の加算額は変わりませんが、加算までの距離が短縮されます。

また、午後11時からの割り増し運賃は午後10時からと1時間早まります。

利用者は「値上げは仕方ない」と話す人や「色々なものが同時に値上がりするから困る」と話す人もいました。

レンタカーの利用の増加など、取り巻く環境が厳しい県内のタクシー業界ですが、今回の値上げでサービスの向上など、業界全体の努力が更に求められそうです。