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9月29日の県民大会を受け、町村官房長官は、教科書から削除された日本軍関与の記述の修正を文部科学大臣に検討するよう指示したことを明らかにしました。

10月1日午後、閣議後の記者会見で町村官房長官は「沖縄の皆さん方の気持ちを何らかの方法で受け止めて、訂正、修正できないものか。担当の省庁として責任を持ってしっかり検討しなさいということを渡海大臣に指示した」と述べました。

町村長官は「教科書の内容がそのときの政治の思惑で揺れ動くのはいい事とは思わない」と述べる一方、沖縄戦で被害を受けた人々についても深く理解しているとも述べ、渡海文部科学大臣に修正を検討するよう指示したということです。

渡海大臣からの回答はまだないということですが、県民の思いを受け、教科書検定による削除が訂正される可能性が出てきました。