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さて、毎朝、出勤すると、会社の隅々をきれいに掃除してくださっている清掃員の方々がいらっしゃいますね。はい、こちらのQABのスタジオもいつもピカピカにして頂いています。そんなビルクリーニングのスペシャリストたちが技術を競い合う大会が28日那覇市で開かれました。

県立武道館に集結したのはビルクリーニングの国家資格を持つ技能士12人。県内にいるおよそ500人の技能士の代表です。2012年10月の九州大会への出場をかけて、クリーニングのスペシャリストたちの真剣勝負が行われました。

参加者は「この大会勝ち進んで、九州大会、全国大会に勝ち進んでいきたいです」Q:九州大会に行く自信はありますか?「はい、もちろんあります!」得意な種目はなんですか?「モップ。モップです」目指すは何ですか?「目指すは優勝です」

ゴミがまかれた特設コートの中で、モップなど5つの道具を使って、床を磨き上げます。制限時間は20分。審査員はゴミの取り残しはないか洗剤の量は適切かなど30項目以上のチェックリストに沿って厳しい視線を送ります。

参加した上原さんはQ:タイムが16分38秒。結果はいかがですか?「予想通りです。満足です」と話しました。

沖縄県ビルメンテナンス協会新垣淑典会長は「お掃除という言葉でいうと簡単に済んでしまうかもしれないですけど」「単なるお掃除ではなくて、クオリティーのある、技術を持ったお仕事を提供している」「九州大会で勝ち残って全国に選手を派遣できればと思っています」と話します。

未だ全国大会出場を果たせていない沖縄県。会場に集まった人たちからは選手たちへ期待のこもった熱い声援が送られていました。