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沖縄戦の終結から67年。糸満市の平和祈念公園では、多くの遺族が集まる中、午前11時50分から全戦没者追悼式が行われました。

式では仲井真知事が「普天間基地の一日も早い県外移設、日米地位協定の抜本的な見直しを強く求めます」と訴え、野田総理は「私たちは常に問い返さなければなりません。沖縄の皆さまの抱く思いを全ての日本人がわかちあおうとする格別の努力をつくしているだろうか」と述べました。

しかし、オスプレイの配備が持ちあがる中、政府に対する批判の声も会場では多く上がっていました。

式に参加した人は「本土復帰したら基地もなくなる、嬉しいこともあるんだと思って頑張ってきたんですけど今の状態でしょ」「大変ですよね、オスプレイ、怖くてね」「この子たちが安心して暮らせる沖縄にしてほしいです」と口々に話していました。