県産品を紹介する「うちな〜ムーン 」。きょうは赤ちゃんのちっちゃな足を優しく包むこんな品を紹介します。
首里の丘の上にたたずむ一軒の家。扉を開けると…。たくさんのお母さんと赤ちゃん達。
ここは、茶話空間「まんまん屋あ〜」。文字通り、お母さんと赤ちゃんのやすらぎの場所です。
この日は、お母さんと赤ちゃんのためのハンドメイド展。どのお店も大人気です。
その中で、思わず目を奪われる商品がありました。紅型で彩られたベビーシューズ。つくるのは、こちら小畑涼子さん。
小畑さん「沖縄で、子どもが元気に遊んでいるところをよく見てて、沖縄に来たら、自然にベビーシューズという方向にいった」
小畑さんは1年半前、埼玉県から移り住み、ベビーシューズをつくり始めました。もともと靴職人だった小畑さん。
小畑さん「やっぱり沖縄っていいところがいっぱい。自然が好きで、色が鮮やかなので、そういうところを取り入れたいと」
そして、紅型職人とのコラボレーションで完成した「紅型・海空花木」。沖縄の自然を表現した可愛らしいシリーズ。
自宅につくられた工房で、一人で作業をする小畑さん。皮はすべて東京に仕入れにいっています。オーアーから一週間ほどでつくりあげるということですが、手作りなだけに思いも強く、こだわると半月かかりだそう。
小畑さん「はじめは趣味でやっていた。自分の知り合い以外の人から注文をもらうと、責任も出てくるんですが、それを楽しみに」
小さな小さな「うちな〜ムーン 」。沖縄の文化がのぞくファーストシューズはいかがですか?
1足9500円はちょっと高価な気はしますが、赤ちゃんの足をしっかり守ってくれるつくりになっている上に、本皮でやわらかいので、歩き始めのプレゼントには素敵です。
販売は今のところインターネットだけなのですが、甲の高さなど、ちゃんとオーダーに合わせて作ってくれるそうです。