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県内の学卒者の就職状況が厳しいことを受けて、仲井真知事が経済団体へ多くの雇用を要請しました。

要請で仲井真知事は「2012年も多くの学生が職を得られないまま卒業している。採用枠の拡大と早期求人票の提出をお願いしたい」と県内の経済団体へ要請文を手渡しました。

そして沖縄工業高校の大田朝仁さんと仲本光範さんが学生を代表して「職業人社会人としての必要なマナーや人間としての資質を磨き、一生懸命努力しますので働く場を与えてください」と要請を行ないました。

2012年3月末現在の高校生の就職内定率は84.9%、大学生は65.9%とここ数年、改善傾向にありますが、全国平均からみるとまだ低い水準にとどまっています。