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海上での油の流出に備え油の回収方法などを習得するための防災訓練が那覇港で行われました。この訓練は海上の防災体制と技術の向上を目的に行われたもので、那覇港の関係者や電力、燃料会社などからおよそ50人が参加しました。

はじめに全員で流出した油を吸い取る機材や簡易式のオイルタンクなどの組み立て方や使用法について学びました。フェリーと貨物船が衝突して大量の油が那覇港に流出したことを想定した訓練では、大型のオイルフェンスを海上に設置して油の流出をせき止めた後、遠隔操作の機材が油を素早く吸い取って回収する作業が行われました。

県内ではこれまでに大規模な油流出事故などは発生していませんが、参加者は万が一の事態に備えて各機関が連携して訓練にあたっていました。