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2012年4月の県内の完全失業率は8.9%で、2011年の4月に比べ2.0ポイント上昇し、大幅に悪化したことがわかりました。

県によりますと、2012年4月の県内の就業者数は61万4000人で、2011年の4月に比べ3000人減少しました。また、完全失業者数は6万人で1万4000人増加しました。これにより完全失業率は8.9%となり、2011年の4月に比べ2.0ポイント上昇。2005年9月以来の水準となりました。

この要因について、県は「景気が回復基調にある」とした上で、求人増加を期待し、新たに仕事探しを始める人が増えたため、一時的に失業率が上昇したものと見ています。

今後の見通しについては「夏場の観光産業を中心に求人の伸びが予想されることから、失業率はゆるやかに改善していく」としています。