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美しい海と多様な海洋生物を育む太平洋の島々が抱える環境問題の解決を目指すシンポジウムが、17日から宜野湾市で開かれています。
このシンポジウムは5月25日から始まる「太平洋・島サミット」を記念して開かれました。
太平洋地域の島々から来た若手研究者がサンゴ礁や津波など、この地域に共通する海洋環境の問題について研究を発表し、解決策を探ります。
初日の17日は環境保護活動で知られるパラオの国会議員が基調講演を行いました。ノア・イデオンパラオ共和国下院議長は「太平洋の島々が手を取り合い(環境保護という)ひとつの目標に向かって進むことが重要だと思います」と話します。
グアムからの研究者は「(グアムには)サンゴ礁への悪影響や(魚の)乱獲、軍事基地の建設などの環境問題があります。太平洋の他の島々はどんな問題を抱えているのか、ぜひ勉強したいです」と話しました。
シンポジウムは19日まで、宜野湾市のコンベンションセンターで行われています。