※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
嘉手納基地周辺の住民が、アメリカ軍機の夜間・早朝の飛行差し止めを求める第3次嘉手納爆音訴訟の口頭弁論が10日、那覇地裁沖縄支部で開かれました。
10日の法廷で、原告側は会話やテレビの視聴が軍用機の騒音に遮られるなどの被害に苦しむ住民の声、墜落の危険に脅かされる生活を撮影したDVDを証拠として提出しました。
また、日本政府がアメリカ軍の運用を制限することはできないという、第3者行為論について「この論理を突き詰めると、アメリカ軍の行為で健康被害が発生しても、アメリカ軍が撒いたのが毒ガスであってもそれを止められないことになる」と話し、これまでの訴訟で、第3者行為論によって飛行差し止めが認められなかった不当性を訴えました。
次回の弁論は7月19日の予定です。