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国の文化審議会は重要文化財建造物として、竹富島の旧与那国家住宅を指定することを、19日文部科学大臣に答申しました。
旧与那国家住宅は1913年の建築。石垣で囲まれた屋敷内に「フーヤ」と呼ばれる主屋があり、西側に台所棟を並べた分棟型の住宅です。
木造平屋建ての瓦葺屋根、屋敷の東に福木の防風林。北東に守り神を配し、主屋の前にはヒンプンが建てられています。
昔ながらの形を最もとどめる旧与那国家住宅は、周辺に広がる伝統建造物群保存地区の核となっています。竹富町の近代の住まいと暮らしぶりを偲ばせる貴重なもので、今回の重要文化財指定につながりました。