※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

戦前の貴重な紅型や国宝に指定されている琉球王国時代の紅型などを集めた展覧会が24日から県立博物館で始まっています。この展覧会は本土復帰40周年の記念展として開かれました。

会場には琉球の王家に伝えられた紅型や王国の崩壊後、研究者や収集家によって沖縄を離れていった紅型など120点が展示されています。

中でも名古屋市のデパート「松坂屋」が収蔵する45点の紅型は戦前、画家の岡田三郎助が収集したもので、県内では初めて、国内でも80年ぶりの公開です。

与那嶺一子主任学芸員は「今までは東京や大阪に行かないと古い紅型に会えなかった。今ここに集まりましたので、皆さんに来てほしい」と話します。

この「紅型~琉球王朝の色と形~」は期間中、2回の展示の入れ替えが行なわれ、5月27日まで開かれています。