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石垣市は、1771年に明和大津波が発生した4月24日を「市民防災の日」と定めていて、市内各地で津波を想定した避難訓練が行われました。
石垣市内でも海岸に一番近い八島小学校では、防災無線から津波警報が出たというアナウンスが流れると、全校児童が近くの避難場所の公園に避難を開始しました。
この訓練には石垣市内の公共機関や幼稚園、小中学校などが参加し、避難場所までの経路や時間などを確認していました。
また、24日は1771年の明和大津波の犠牲者の慰霊祭も行われました。慰霊祭に出席した人は「この間の震災の大変な様子を見て恐怖を感じています。日頃から防災を心がけないといけないと思います」と話しました。
明和の大津波では先島が大きな被害を受け、宮古ではおよそ2500人、八重山ではおよそ9300人の犠牲者が出ていて、改めて大規模災害の備えを考える日となってます。