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普天間基地の移設を巡り一時的に嘉手納基地に移す案を提示した、民主党の石井一参議院予算委員長に対して嘉手納町は、17日三連協で決議した断固反対の文書を渡しました。
声明は石井一参議院予算委員長らが「普天間基地の辺野古移設は事実上不可能」として一時的に嘉手納基地に移す案を提示したことに対するもので16日、三連協は「断固反対」との抗議声明を発表しました。
石井委員長は、基地を抱える市と町との懇談のため沖縄を訪れていて17日午前、嘉手納町の当山町長と面談。この席で、当山町長は「暫定移設や負担軽減を条件とした嘉手納基地への統合は容認できない」と声明の文書を渡しました。
当山町長は、「普天間（移設問題）との抱き合わせではなく現状の大幅改善をしてほしい」と要請しました。