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JAおきなわは2011年の台風や病害虫などで深刻なダメージを受けたさとうきびの生産回復にむけた緊急対策を発表しました。

JAおきなわによりますと、2011年度のさとうきびの生産量は、2011年の台風などの気象災害に加え、病害虫のイネヨトウの異常発生による被害が深刻で、54万トンあまりと2010年度に比べておよそ30万トン少ない54万トンと見込まれています。

この状況を受けJAおきなわ中央会や日本分蜜糖工業会などは、2012年度の緊急対策を発表。さとうきびの生産農家への支援策として病害虫駆除のための技術支援。苗の配布、そして緊急融資や肥料の価格を割引くことなどを示しました。

JAおきな中央会の小那覇会長は「生産量を回復させるための対策で、万全を尽くしたい」と述べました。