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教科書検定問題で教科書出版社のうち一社が、「日本軍によって集団自決を強いられた」と具体的な記述で訂正申請を行う方針を執筆者が明らかにしました。

10月27日、東京都内で会見した執筆者の一人、坂本昇さんは、「関与という言葉は曖昧性があるので、やはりこれは強いられた、追い込まれたことに間違いないだろうということではっきりした表現に変えたわけです」とこのように述べ、自身の執筆する教科書で日本軍による集団自決の強制を明確にして訂正申請を行うことを明らかにしました。

また、坂本さんは軍の強制に検定意見がつき記述が削除された今回の問題や、これに対し開かれた大規模な県民大会を記述することも検討中だとしていて来月初めにも文科省に訂正申請する方針です。