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仲井真知事は15日に総理官邸で藤村官房長官と会談し、東日本大震災で発生したがれきを沖縄県内でも受け入れる方針を伝えました。

仲井真知事は15日午前9時過ぎ、総理官邸を訪れ、藤村官房長官や斎藤官房副長官らと会い、那覇空港の第2滑走路の早期整備などを要請しました。

この席で、仲井真知事は東日本大震災で発生したがれきの広域処理に協力し、県内でがれきを受け入れる用意があることを伝えました。

仲井真知事は記者団に対し「沖縄にも41市町村ありまして、可能であればお手伝いしますという話を申し上げた。無論どれくらいが可能か、どれくらいの量が可能かは詰めないといけないが、沖縄でも県民の気持ちがあることはお伝えして参りました」と述べました。

また藤村官房長官は午前の会見で「(仲井真知事は)沖縄県の市町村にもできるところはないかと問い合わせをしているということでありました」と話しました。

仲井真知事は、すでにがれき受け入れの具体的な検討に入っていて、受け入れが可能かどうか各市町村に対し、5月中の回答を求めています。