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4月から食品の放射性物質の基準値が変更されるのを受け沖縄総合事務局は14日、放射性物質の健康への影響や国の検査体制についての説明会を開きました。
これは4月から食品の放射性物質の基準値が変わるのを前に多くの県民に正確な情報を伝えたいと沖縄総合事務局が開いたもので、会場には給食センターの職員や市町村職員に加え一般市民およそ100人が集まりました。
この中で食品安全委員会の久保順一専門官は「我々はもともと自然界にある放射線量から年間およそ1.5ミリシーベルトを受けていて生涯で100ミリシーベルト以内であれば健康への影響はない」と説明しました。
それを受けて厚生労働省の飯塚渉専門官は4月1日から基準値を引き下げると説明し「事故から一定期間過ぎ、食品の放射線濃度が低下傾向にあることから基準値を大きく引き下げより一層安全と安心を確保する」と国側の立場を説明し、終始、安全性を強調しました。