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東日本大震災を受けて、観光立県としての危機管理のあり方を考えるシンポジウムが、12日宜野湾市で開かれました。
シンポジウムではシドニー工科大学の講師で、太平洋観光協会で災害などの緊急対応を担当する、デビッド・バイアマン博士が講演しました。
博士は、東日本大震災のような大規模災害が起きたとき、「被害のない地域があることは世界にはそう伝わっていない」と話し、「観光業界も、どこが危険な場所で、どこがそうではないか政府やメディアと協力してきちんと説明することが大切だ」と強調しました。
また県は2011年から、実施している危機管理モデル事業の一環で作成した、観光客でも分かる避難マップや災害リスクの回避などについて報告しました。