※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

話題の人にスポットをあてる「ホットアングル」です。きょうは歌手のUAさん。日曜日、名護市で行われるチャリティーイベントを企画しています。

歌手・UA。去年、沖縄本島北部に移住し3人目の子どもを出産。新しい命のためになにができるのか。そんな気持ちから始まった食の安全を考える母親たちの会「ティダノワ」。やがてその輪は大きく広がり、3月11日、150人ものボランティアスタッフの力でティダノワ祭が開催される。

賛同する多くのアーティストのステージのほか、ワークショップやシンポジウムも予定されている。そして震災への祈り・・・

この日は祭りのために結成されたバンドのメンバーが集まり、音を合わせるリハーサルの日。

彼女は祭りの運営全てに関わっている。祭りを作るということは初めての経験だ。

すべては子どもたちのために。そこから始まった。

ティダノワ祭への想い
「16年歌手をさせていただく中で、祭りはもう出るばっかり。出るのはもう大得意って思っていたら、なんと作るのはまったくもって素人じゃないかと。もう『本当にすいません!』の日々で、ほとんどあやまっているみたいな。こんなにあやまってる期間もなかったなっていうぐらい。ま、あやまるっておかしいんだけど、ちょっとこうあいさつしてるっていうのか、頭をさげているっていう感じが、うん、初めてですね」

祭りで感じてほしいこと
「やっぱりその祭りで集う色んな交流の場のそのエネルギーっていうものが、すごく自分の人生の中でも印象的。なんでまあ、とにかくこのやんばるの地で、北部でお祭りをまず3.11に開くこと、開ければそれでいいと思っていて、その日どういう展開になろうと、まあ雷が落ちようと龍が舞い踊ろうと、その日が開かれれば何かが始まるって思っています」

UA「私も母が島の出身、奄美大島ですけれども、自分の記憶のほんとに古いところにはそういう島暮らしのDNAが確実に残っていると思っています。そしてあのこのやんばるで暮らせることになったこと、とにかくあの感謝しています、この島に。だからこそ、これからのこの島の未来を真剣に、ど真ん中で受け止めて、考えてみんなで共有して。その太陽、ティダノワ、太陽はみんなに平等にあたりますよね、だれかに特別当たるってわけではなくて。その太陽の下で、みんなでまずは輪になって、そこで唄ってもいいし、もしかしたらケンカするかもしれない。でも輪になってケンカしたり、輪になって不安になったり、いろんな感情があってかまわなくて、とにかくみんなで輪になりたいなと思いました」

UA「本当になにか感じるものがあれば、ぜひ遊びに来てください。絶対に楽しいと思います」

>> ティダノワ祭 090-7004-9327