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普天間基地の移設問題をめぐり、アメリカ上院軍事委員会のレビン軍事委員長は、「移設代替案がなければ普天間を使い続けることになる」と固定化を懸念しました。

日本時間の28日、ワシントンで開かれたアメリカ上院軍事委員会の公聴会でレビン軍事委員長は、普天間基地の移設問題について、「代替案が必要なことは明らかだ。さもなければ、普天間を使い続けることになる」と固定化を懸念しました。

その理由として、27日の野田総理と仲井真知事との会談の中で、仲井真知事が、普天間基地の県外移設を求めたことを挙げ、日米両政府が堅持する方向を示している現行計画は「非現実的で割に合わない」と指摘しました。

一方、同じく公聴会に出席したアメリカ太平洋軍のウィラード司令官は、「知事の埋め立て許可を求める」として、現行計画の実現を目指す姿勢を崩しませんでした。