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2012年大型クルーズ船の那覇港への寄港回数は過去最多の71回、空路だけでなく海路からの観光客誘致に期待がかかっています。
16日に那覇港に寄港した「にっぽん丸」は2011年から始まった新しいクルーズツアーを行っていて、出港を前に歓迎セレモニーが開かれました。
「にっぽん丸」が周遊するのは宮古や石垣、西表島などの県内の離島。沖縄までは飛行機で移動してもらい、那覇発着のクルーズを楽しむ、海外では主流のフライ&クルーズとよばれるツアーです。
那覇港では県や那覇市の関係者が出迎え、エイサーで乗客を歓迎しました。
また歓迎セレモニーを前に行われたのが船内の見学ツアー。参加した子ども達は、広いデッキや船内のプール、ラウンジなど豪華な船内に興味津津。これは大型クルーズ船をより身近に体験してもらおうと、那覇市のNPO法人が企画したもので、参加者はひとときの船旅気分を味わっていました。
子どもたちは「楽しかったです。(Q:どんなところが?)全部」「運動場(広いデッキのこと)が楽しかった」と話していました。
2月に4回企画されているフライ&クルーズツアーには、およそ1200人の乗船が見込まれていて、沖縄の新たな観光商品として期待されます。