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沖縄県で確認されている天然ガスの有効な利用法について考えるシンポジウムが13日、那覇市で開かれました。
このシンポジウムは県が進めてきた地質調査などの結果、沖縄本島中南部や宮古島で理論上確認されている水溶性天然ガスの有効な利用法について話し合おうと県の主催で行われたものです。
講演を行った琉球大学工学部の千住智信教授は「水溶性天然ガスは二酸化炭素の排出量が少ない天然ガス自動車で利用できるほかに、温熱ハウスなど、農業の分野にも貢献できる」とし、水溶性天然ガスの複合的な利用法を提案しました。
県内のエネルギーのおよそ99パーセントは石油や石炭など、化石燃料に依存していることから県や県内企業から水溶性天然ガスや、太陽光・風力発電などの再生可能エネルギーに注目が集まっているということです。