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内閣府と沖縄県では、離島地域の資源を活用した産業育成事業を行っています。その制度を利用して、石垣市が総力あげて商品開発したデザートをご紹介します。
石垣市役所農政経済課・小笹俊太郎さん「非常に食べやすく、さらっとしていて、みなさんに好まれる味わいになっています」
『生まれてまだ2ヶ月。私の名前は「赤のティラミス」です。見た目も鮮やかで、さわやかな味ねって喜ばれているの』
オレンジやトマトにも見えるこちらのデザート。その正体はというと・・・、「石垣島産のフルーツパパイヤ」なんです。
去年10月、石垣市が地元にある素材を活かした加工品を作ろうと、一般からレシピを募集し、およそ50作品の応募の中から選ばれたのが、この「赤のティラミス」だったのです。
1年近く試行錯誤を重ね、8月18日のパパイヤの日、満を持して発売となりました。農薬を一切使わない、糖度12度以下のものは使用しないなど、厳しい条件をクリアしたフルーツパパイヤにこだわっています。
小笹さん「生産量が少ないということを武器に考えて、そこでしか買えないということを強調したい」
販売は一日限定250セット。そして場所も、石垣空港内にある小さなブースだけとあって、観光客だけでなく、地元の人たちからも話題を集めています。
お客さん「周りのゼリーがマッチングしていて、すごく美味しいです」
『是非、石垣島で味わってみてね♪』
ここに赤のティラミスご用意しました。甘さ控えめで、男性の方に好まれそうな味に仕上がっています。
国と石垣市が全面的にバックアップするこのプロジェクト、売り上げの一部も市に還元されるということで、農業・製造業・観光業が一体となった新たな取り組みは、近く、新商品の開発も予定されています。