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日米両政府はきのう夜これまで辺野古移設とパッケージとされていた海兵隊の移転と嘉手納より南の施設の返還を普天間問題とは切り離して進めることを確認し、共同発表を行いました。

玄葉外務大臣は「先行して返還してもらう、辺野古移設が進まなければ、移設が終わってからじゃないと、返さない。こういうことではなはいと」アメリカ国務省のヌーランド報道官は「我々は、軍事予算削減の中で、新しい国防のあり方はどうあるべきか、今、見直しの作業を進めているところだ」と話します。

日米両政府は今後数週間から数か月で結論を出すとしていて4月下旬に日米の外交防衛の担当閣僚が協議する方針です。

また、再編計画の仕切り直しを受けて玄葉外務大臣は政府が6月にも沖縄に行うと見られていた、辺野古沿岸の埋め立て許可申請について、秋以降に先送りになる可能性が高いとの認識を示しています。