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政府と県、関係市町村で構成する普天間代替施設建設協議会の実務者会合が27日に東京で開かれ、環境影響評価や建設計画、アメリカ軍機の飛行ルートについて意見交換が行われました。

3回目となる27日の会合では、防衛省が2008年8月に普天間基地の周辺5か所に観測機器を設置し、一週間、アメリカ軍機の飛行ルートの航跡調査を実施した調査の分析結果と、移設先で実施している環境影響評価の冬季調査の進展状況が報告されました。

この中で県は、環境アセス手続きは環境に十分配慮した内容となるよう検討を要請。これに対し防衛省は、環境アセス手続きは適切に進めていくと回答しました。また危険性の除去について、飛行ルートの調査結果に基づきアメリカ側と検討することも考えてほしいと要請。これについても防衛省は適切に対応していきたいと答えました。

また飛行ルートの調査は2009年度も調査する方針を明らかにし、新年度予算の成立後に調査を実施するとの考えを示しました。