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1959年に起きた、宮森小学校のアメリカ軍戦闘機墜落事故をテーマに映画を制作しているスタッフが、30日、亡くなった児童たちの慰霊碑に手を合わせました。

宮森小学校の校庭にある仲良し地蔵を訪ねたのは監督の及川善弘さんや脚本家の山田耕大さんなどです。

映画「ひまわり」は1959年6月30日、うるま市の宮森小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落し、児童を含む17人が亡くなった事故をテーマに失われた命の重さや53年経っても変わらない沖縄の現状を問いかけます。

及川監督は「今自分たちが考えなきゃいけないこと、声をあげてやっていかなくちゃいけないことの意味を大勢の人に伝えていく映画にしたい」と制作への意欲を語りました。

県内では映画を成功させる県民の会も発足していて、この映画が沖縄の人たちの思いを本土に発信する懸け橋になればと期待しています。

映画「ひまわり」は2013年春の公開を予定しています。