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就任したばかりの田中直紀防衛大臣が15日、出演したテレビ番組で、辺野古への基地建設について年内にも着工したいとの考えを示しました。

田中大臣は、普天間基地の移設問題について、「年内に着工できるかどうかが当面の手順になっているが、沖縄県民に納得してもらえなければ進まない」と述べ、県民の理解が必要だとしたものの、政府要人として初めて、着工時期に言及しました。

16日朝、記者団の質問を受けて仲井真知事は「僕は直接聞いてないから、コメントしないようにしましょう。聞いてからにしましょうね」と答えました。

移設手続きは現在、アセス評価書に対する知事意見を県が作成している段階で、手続きの途中で防衛大臣が着工時期に触れたことに反発の声が高まりそうです。

田中大臣は、24日の通常国会召集前に仲井真知事と会談したいとの意向も示しています。