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アメリカ本国での墜落事故を受けて飛行訓練を停止していたF-15戦闘機が26日、嘉手納基地で訓練を再開し、地元では抗議の声が強まっています。
アメリカ空軍は2日、本国でF-15が墜落事故を起こして以降、すべてのF-15の飛行訓練を停止していましたが、およそ3週間後の26日、嘉手納基地では午前9時20分頃からF-15が飛行を再開、次々と離陸しました。
この事態を受けて、沖縄平和運動センターなどは嘉手納基地に隣接する通称・安保の見える丘で緊急集会を開き、事故原因を明らかにしないまま飛行を再開したアメリカ軍と、それを黙認する日本政府を厳しく非難しました。
集会に参加した違憲共闘会議の有銘政夫さんは「日本政府が全て容認しているのが実態」と政府に対する憤りをあらわにしました。
嘉手納町議会は午前10時から基地対策特別委員会を開き、12月10日から始まる定例議会でF-15部隊の撤去を求める抗議決議をあらためて採択することを決めています。