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きのう午後、自衛隊のＦ15戦闘機が滑走路をそれた事故で、自衛隊が引き続き原因を調べています。きのう午後0時半ごろ、領空侵犯に対応するため、発進しようとした航空自衛隊那覇基地所属のＦ15戦闘機が離陸せずに、滑走路の脇の緑地帯で止まりました。
航空自衛隊によりますと、管制塔から離陸を止めるよう指示があったということです。那覇空港事務所によりますと、管制官は着陸しようとしていた民間機と離陸しようとしていた戦闘機の速度のズレが生じたため、両方を止めたということで、指示について、「通常通りの判断で問題ない」とコメントしています。
この事故に対し航空自衛隊那覇基地の山田真史司令が与世田副知事を訪ね、「多くの県民・利用者にご心配とご迷惑をお掛けして誠に申し訳ない。沖縄の玄関口を利用させてもらっている以上支障をきたしてはならないしっかり再発防止に努めたい」と謝罪しました。
これに対し与世田副知事は「共有がゆえの過密な飛行スケジュールが問題。安全性の徹底を図ってほしい」と述べました。